合宿

合宿は確か今もある風月カントリークラブだったと思います。ワンランハーフを担ぎで回りました。今考えると、栃木のアップダウンのあるゴルフ場で担ぎなんてよくやったと思います。今ならカートでもキツイかもです。

3日間の合宿を終えて自宅に帰ると、ブヨに刺されて足が腫れ上がっていました。

確か今ほど夏が暑くなくて、爽やかな思い出が残っています。

ちなみに息子が大学に入ってゴルフ部に入ったのですが、今は大会はカートで行なっているそうです。この30年で気温が確実に上がったと思いますので賢明な判断ですね。

プレ合宿

合宿前にプレ合宿に誘われたので参加してみました。当時はキャディ付きゴルフが主流で、かなりの田舎なクラブでも混雑していたので、夏なんかは学生のキャディバイトを契約していました。栃木県の今はアコーディアになってしまった某クラブと契約していたので行ってみました。

先輩数人と夜のうちに宿舎に入り、今考えるとゾッとするような寝床で寝て、朝は4時半くらいに起きだしてまずはキャディバッグを担いでのハーフラウンドです。最初のスコアはハーフ70位でした。

昼はリモコンカート(乗用ではない)を使ってワンラウンド、おじさんたちの組のキャディをして、夕方にまたハーフを回りました。それを3日ほど行い、次に合宿のコースに移動です。

学生の頃

私が大学生活を過ごした平成元年からの数年間は今考えると、竜宮城のような不思議な時代でした。歳は若いが酒を飲みゴルフやギャンブルを楽しむ女の子が増え、おやじギャルと命名されていて、私もそれになったつもりで日々面白おかしく過ごしておりました。

ただゴルフは真剣でした。部活でやっていたのですが、指定の練習日以外も毎日練習場に通い、ショット練を行なっていました。そうして数ヶ月後、肋骨に痛みを感じ、大学の保健センターを受診したところ、肋骨骨折で3週間の安静を命じられました。3週間部活は見学ばかりでしたが、どうにか合宿には間に合いました。


はじめに

私は19歳でゴルフを始め、5年間学生ゴルファーとしてプレーし、その後医師として多忙に勤務し、結婚・出産・子育てとの両立の中、約20年のブランクを経て競技ゴルフにやっと復帰してまいりました。

腕前はまだまだですが、20年の歳月を経て再開したことで、中年以上のゴルファーが抱える諸問題を実感することとなりました。そこで楽しくゴルフを続けるための身体のメンテナンスのちょっとしたコツをまとめていこうと思い、執筆を開始します。

拙い文章ではありますが、おつきあいいただければ幸いです。